刑事ごっこ?

2001年7月3日
それは学校帰りの出来事だった。

いつものようにバビりながら(注:バビる=BARBEE BOYSの音楽を聴くことをあたしは勝手にこう呼んでいる)電車に乗った。たまたまラッキーなことに2人席が空いていたので、窓側に座った。横には”いかにも!”なスーツを着ているおじさんが座った。そのおじさんは1つ目の駅に着くまでずっと扇子を扇いでいた。

ここまでは別に普通だった。

あたしはこの電車で3つ目に止まる駅で降りる。
1つ目の駅を過ぎた時だった。
おじさんがいきなり携帯電話を忙しなくいじりだした。掛けては切ってを繰り返しているようだった。
当然のごとくあたしはバビっている為、おじさんの電話している声は聞こえない。
その後、おじさんは紙袋と上着を置いてどこかへ行ってしまった。


それからだった。

おじさんより若いサラリーマン風の人が数人、あたしが座ってる席近くをうろうろしだした。前から後ろから何回も往復している。そしてその人たちはおじさんが置いていった紙袋とあたしを見ている。

…あのおじさんに何が? それとも、あたし?!

何だか刑事につけられてるというか、捜索されてるというかそんな気分だった。


2つ目の駅を過ぎてしばらくから、おじさんは戻ってきた。そして、座るまもなく荷物を持ってどっかへ行ってしまった。その後、サラリーマン風の人達も通ったが、こっちを全く見なかった。


あれは一体何だったんだぁ?

ちょっと(?!)リアルな刑事ごっこに巻き込まれたのかな?

結構、ビビったんですけど…(小心者)。

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